独り旅。

独り旅。といっても思いつきで車で出かけただけだが。(苦笑)
行き先は県最東端のN市。
N市は盆地に市街地が出来ているのだが、その山の迫り方が私の住んでいるところより激しいので気に入っているのだ。
また、N高校に私の高校時代の体育科教師だったI君(当時から私たちはそう呼んでいた)が勤務しているので、I君が顧問の水泳部に顔を出しに、という目的もあった。
少し迷ったがN高に到着。と思いきや校門でI君の運転するワゴンとすれ違った。
I君は部員らしき高校生をワゴンに乗せ、どこかに出掛けるところだった。
部活でどこかに出掛けるとあっては仕方ないので、私はそこでI君と二言三言話し、N高を後にした。
その後私は近くのスーパーに車を止め、N駅前をうろついていた。
N市内は私の住んでいる地域より標高が高いため、周りの山には雪が積もっていたし温度も低かった。
その気候が冬型人間かつ家系が北方由来の私には羨ましかった。