Viva,danicin'.

今日、Expo DomeでSpanish Hip-Hopのイベントがある。
と新聞に載っていたので、試験終了後に私は万博会場に出かけた。
朝9時から整理券配布…とあったので無理かな?と思いつつドームへ行くと…
 
まだ思いっきり配ってるし。w
 
ドーム前には既に何人も座って会場を待つ人々。
…って何かオカシイよ。
ジジババだらけ。(苦笑)
恐らく、Hip-Hopが何なのかもわからずに、何かタダで見られるイベントがある…くらいの感覚なのだろう。

さて、6時半になり開演。
一組目は日本でいう“普通”の…というより日本で主流の感じのHip-Hop。
しかしジジババ主体のお客さんはボーカルの呼び掛けにも応えない。(苦笑)
席に座っておとなしく聞く、外国の偉いアーティストのありがたい曲だとでも思っているかのようだった。
(私と一部の外国人スタッフは乗ってあげていたが。w)
 
一組目は打ち死にのあと、二番目登場。
黒人で一人プレイだったが、パントマイムでもやるかのようにボケまくり。
これは流石にお年寄り達にもわかったようで、ボケに対して笑ったりしていた。
またこの人は観客の乗せ方も上手く、
『こ〜ゆ〜風に言ってくれ!』
ジェスチャーだけで観客にわからせていた。
前の組の討ち死にを見て考えたのだろうか。
 
3組目が出てくるとき、『立ち入り禁止』とでも言うかのように設けられていたコーンとパイプの客止めを、何人かの外国人スタッフが乗り越えていってしまった。
ぉぃぉぃ…ええんかいな。と他の人たちも思っていたようだ。
しかし、警備員は全然手出ししない。
3組目のプレイが始まるとその越境組はノリノリ。
それを見ていた他のスタッフ達もダンスに乱入。
…もう我慢できん!!
っちゅー事で私も乱入。w
ドーム最前列はクラブになってしまった。
私達若い人たちは踊りまくって楽しんだのだが、
終わった後に後ろを振り返ると…
 
お年寄り達は去った後だった。(藁
 
訳もわからず有難がることの馬鹿らしさが、その空席に如実に現れていた。