思ひ出。

私が小学校二年生から五年生までのときの校長先生は、長崎先生といった。
その長崎先生が毎年『春の七草』の日に一番近い全校朝会のときに私たちに歌わせた歌がある。
 
『すずなすずしろ せり なずな
 ごぎょう はこべら ほとけのざ
 唐土の鳥が 日本の土地へ 渡らぬ先に
 かきよせかきよせ ほっとほと。』
 
この歌を歌っていた当時は何とも思っていなかったが、
この歌…鳥インフルエンザの事をも予言していないか?と最近気付いた。
昔の人は、疫病が渡り鳥によりもたらされることを知っていたのかもしれない。