「ナンバーファイブ」最終回。

今日、私が家に帰るとポストに定期購読している月刊IKKIが届いていた。
私が現在連載中のマンガの中でもっとも楽しみにしている松本大洋の「ナンバーファイブ」が今回で最終回なので、私は急いで封を開け、読んだ。
 
何かが、胸に残った。
 
「ナンバーファイブ」は全編にわたって大洋節というか、キャラの話す一つ一つのセリフは具象なのに、内容的には抽象…という非常に哲学的なマンガだった。
だから、余計に大洋節が私の心に毎回響いていた。
元々IKKI日本橋ヨヲコ先生のマンガが目的で買い始めたのだが、
日陽マンガが終わったあとは「ナンバーファイブ」が購読の主目的と言っても良い状態だった。
それが終わってしまったのが残念なような、ある意味達成感があるような。
 
このマンガは、後で読み返すとおそらくまた違う感傷に浸ることが出来るのだろう。
その時、今とどう違う感情になるのかが楽しみだ。